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Pythonの”=”の意味

このページでは、Pythonでの”=”の意味について説明します。

“=”は、イコールと読みます。

 


=の意味

Pythonでは、”=”は、その右に書いた値を、左に書いた変数に代入するための文字です。

例えば、”x = 10″と書くと、”=”の右の10を”=”の左のxに代入します。

“=”は、正確には、代入演算子(だいにゅうえんざんし)とよびます。

 


代入とは

代入の意味は、変数を箱として考えるとわかやすいかもしれません。

xという箱(変数)に、10という整数の値を入れるのが、代入だと考えてみて下さい。

Pythonにおける代入のイメージ

 


“=”をためしてみる

下の黒い欄では、Pythonのプログラムを入力して実行することができます。実際に”=”を使ってみましょう。

 

まず、”x = 10″と入力して、エンターを押してください。

これで、変数xに10という数字(整数)が代入されました。

この状態で、”print(x)”と入力してエンターを押してください。

これは、xに設定されている値を表示して下さい、とPythonに命令しています。

すると、先程xに代入した10が表示されます。

xに10を代入する例

 

続けて、”x = 20″と入力して、エンターを押してください。

これで、変数xに20という数字(整数)が新たに代入されました。

この状態で、”print(x)”と入力してエンターを押してください。

これは、xに設定されている値を表示して下さい、とPythonに命令しています。

すると、最初に代入した10ではなく、次に代入した20が表示されます。

代入演算子による代入の例


==と=の違い

数学や算数では、”=”は左辺と右辺が等しい、同じ値であることを表す記号、等号(とうごう)です。

そのため、Pythonでも、”=”を左右が等しい、という意味と勘違いしてしまう人がいます。

しかし、Pythonでは、”=”はその左右の値が等しいという意味ではありません。

 

Pythonでは、イコールを2つ横に並べる”==”がでてきます。

“==”と”=”は、によく似ていますが違う意味です。

“==”は、Pythonで、左右の値が等しいかどうかを調べ、等しければ”True”を、等しくなければ”False”を返す比較演算子です。

詳しくは、”==”の記事をご覧ください。