関数とメソッドを使ってみる | Python独学ならTech-Joho(7)

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関数とメソッドを使ってみる

Pythonでは、2つの数値が等しいか、それとも大小に差があるのかを、比べることができます。

下の黒い欄で、実際にPythonコードを実行してみよう。

黒い欄の使い方はこちら


関数は道具

道具を使う人

プログラミングでいう「関数」は道具のようなものだと思って下さい。
何かのデータを「関数」という道具に入れると、何らかの結果のデータが返ってきます。

関数のイメージ

「関数」という言葉は高校の数学でもでてきます。
しかし、数学が苦手な方は、数学の関数はとりあえずおいておいて、「関数は道具」ということを理解して下さい。

 


長さを測る関数

lenという名前の関数があります。
これを使うと、いろいろなデータの長さを測ることができます。

黒い欄に、このようにlen(‘適当な文字列’)と入力してみてください。

>>> len('適当な文字列')
6

‘適当な文字列’という文字列の文字数6が表示されました。

len関数を使うには、lenの後ろに()を書き、その()の中に長さを測りたいデータを入れます。

例えば下のようにすれば、今度は8が返ってきます。

>>> len('aabbccddee')
8

引数、戻り値

()の中身を、引数(ひきすう)といいます。

関数から帰ってきたデータ(この場合8)を、戻り値(もどりち)といいます。

>>> 関数(引数)
戻り値

こんなイメージです。

ちなみに、戻り値は変数にとっておくこともできます。

>>> x = len('aiueo')
>>> x
5

 

lenの練習

いろいろなデータをlen関数の引数にして、実行してみましょう。
1、’abcd’、[‘あ’, ‘い’, ‘う’]など….

 


データを文字列に変換する関数

strという関数を使うと、数値等のデータを、文字列に変換することができます。
どのような時に使うのか見てみましょう。

Pythonでは、数値同士の足し算ができます。

>>> 1 + 2

5

さらに、実は文字列同士の足し算?もできます。

>>> 'ごはん' + 'ですよ'
'ごはんですよ'

正確には足し算というより、文字列の結合、つまり文字列をつなげる処理です。

では、文字列と数値を足すとどうなるでしょうか?

>>> 'USO' + 800
Traceback (most recent call last):
  module __main__ line 145
    traceback.print_exc()
  module  line 1
    'USO' + 800TypeError: Can't convert int to str implicitely

このように、エラーになってしまいます。

エラーを読むと、” Can’t convert int to str implicitely”と理由がかいてあります。
これは、int型のデータ(整数の数値)を、str型のデータ(文字列)に暗黙的に変換できません、といわれています。

要は、数値は数値と、文字列は文字列としか、足せません。
数値と文字列を足したいときは、どちらかにデータの型をあわせないといけません。

そのために、数値を文字列に変換する時、str関数を使います。
こんな感じです。

>>> 'USO' + str(800)
'USO800'

str関数は、文字列を表すstr型と同じ名前になっており、データをstr型に変換するということがわかりやすいと思います。

 

strの練習

いろいろなデータをstr関数の引数にして、実行してみましょう。
1、3.1415, “あいうえお”など…

>>> str(3.1415)
'3.1415'

 


データを画面に出力する関数

printという関数を使うと、データの内容を画面に表示することができます。

今、下の黒い欄に例えば3.1415と打ち込んでエンターキーを押すと、3.1415と下に表示されます。
しかし、実はこれは特殊な環境で、本来、画面にデータの内容を表示するには、print関数を使う必要があります。

>>> print(3.1415)
3.1415

違いがわからないと思いますが、今後、今使っているWebブラウザから離れて、プログラムのファイルを作って実行する際には、print関数を使うことになります。

 

printの練習

いろいろなデータをprint関数の引数にして、実行してみましょう。
1、’abcd’、[‘あ’, ‘い’, ‘う’]など….

 


データにくっついている関数=メソッド

いろんなデータ型の専用の関数のことをメソッドといいます。

例えば、文字列型は自分専用の関数(メソッド)をたくさん持っています。
その一つが、文字列型は、自分自身を特定の文字列で区切る「split」というメソッドです。
splitメソッドは、引数の文字列で、自分自身を区切ります。

splitメソッドを使って、’Tokyo,Japan’という文字列に、addressという変数名を付けて、”,”(コンマ)で区切ってみます。みなさんも黒い欄で試してみて下さい。

>>> address = 'Tokyo,Japan'
>>> address.split(',')
['Tokyo', 'Japan']

こんな風に、メソッドを使うときは、以下のよううに、変数名や定数名につづけて、”.”(ドット)をうち、次に変数名とカッコを入力します。引数はない場合もあります。

>>> 変数名.メソッド名(引数)

例えば文字列型には、小文字を大文字にするupperというメソッドがあります。
upperメソッドは引数がありません。
upperメソッドを使ってみます。

>>> address.upper()  
'TOKYO, JAPAN'

 

メソッドの練習

好きな文字列を作って、split, upperのメソッドを実行してみてください。

>>> 'ごろはろん'.split('ろ')
['ご', 'は', 'ん']
>>> a = 'macbookpro'
>>> a.upper()
'MACBOOKPRO'

次は、データの入れ物についてもっと詳しくやります。


Python入門コンテンツのお供にBrython

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Python入門コンテンツのお供にBrython

Web上のPythonの入門コンテンツに、ブラウザ内でPythonを実行できるコンソールを付けてみました。

道具としては、ブラウザ上でPythonコードが実行できるBrythonというJSのライブラリを使いました。

Brythonとは

Brython is designed to replace Javascript as the scripting language for the Web. As such, it is a Python 3 implementation

引用: http://brython.info/

Brythonは、としてのWebのためのスクリプト言語JavaScriptを置き換えるために作られました。これはPython3の実装です。(意訳)

というわけで、Brythonは、Webブラウザ上でJavaScriptの代わりにPythonが使えるものです。

Brythonの基本的な使い方

Brythonの典型的な使い方は、htmlのスクリプトタグの中に、JavaScriptじゃなくてPythonのコードを書く、というものみたいです。

例えばこちらのサイトにあるサンプルは非常に基本的なものです。

http://python301.blog123.fc2.com/blog-category-24.html

 

ちょっと応用で、テキストエリアに入力したPythonコードを実行するということもできます。

Brythonのコンソール

Brythonの公式サイトには、PytnonのREPL環境的なコンソール版のコードも公開されていました。

http://brython.info/console.html

それをiframeタグで読み込んだものです。
こんな風に書きます。

  <iframe src=http://brython.info/console.html width=800 height=400></iframe>

表示結果はこちら。

Pythonコードが実行できます。

Brythonコンソールをワードプレスに仕込む

もともと、このサイトではPythonの初心者向けのコンテンツを提供しようと考えていました。

このコンテンツが対象とする、ものすごく初心者な人には、Pythonをローカル環境にインストールして動かすのも一苦労ということが分かっていました。

ローカル環境にインストールするという作業は、Pythonのプログラミング学習の本質ではありません。インストールでつまずくのは非常にもったいない。

そこで、近頃よくあるブラウザ上でいろいろなプログラミング言語を実行してすぐ結果がみられる環境を、入門記事の中に入れられないかと考えました。

インストール前に、まずPythonを使う感覚をつかんでもらいたかったためです。

そこで、上に書いてあるBrythonのコンソールを、Wordpressで書いた記事の中に簡単に入れられるような工夫をしました。

Brythonコンソールをワードプレスに仕込む

上記のように、iframeでPythonコードを読み込んだだけです。

とはいっても、公式のコンソールを読み込むのは忍びないので、まずじtech-joho.info上でbrythonコンソール用のhtmlをホストしています。

これを、各投稿でirameで読み込んでいます。

さらに、使いやすいように、
テーマのCSSに、width:100%; position:fixed; bottom:0pxとか書いて、画面下部に固定しました。

表示例はこちらにあります。

第1回 Python Hello World

大学ではじめてPythonやプログラミングを勉強する人へ

大学ではじめてPythonやプログラミングを勉強する人へ

本サイトは、大学や高校などではじめてプログラミングを習う人を意識した内容にしています。

その中でも近ごろは一番最初に勉強するプログラミング言語がPythonという場合が多いようなので、Pythonの学習コンテンツを用意しました。

本サイトを見てほしい人

Pythonは文法が比較的かんたんで、他の人の書いたコードも読みやすいプログラミング言語なので、一番最初に習う言語として選ばれやすいです。

それでも、なかなかすんなりと頭に入ってこない人も多いと思います。

  • 他のサイトや教科書でPythonを勉強しているが、よくわからない
  • もともとプログラミングやITが好きというわけでもない
  • 数学が苦手
  • 高校では文系のクラス

これらに当てはまる人にとって役立つサイトを目指しています。


このサイトのPython入門記事のリストです。

第1回 Python Hello World

まずはここから始めてください。

第2回 Pythonでできること

Pythonを勉強して何ができるのか、何に役立つのか、について解説しています。

ここより下は、具体的な文法や書き方についての入門記事です。特に必要な部分を見ていってください。

第3回 簡単な計算をしてみよう

第4回 変数に値を代入する方法

第5回 変数の型について

第6回 比較する演算子


Pythonの問題集

少しずつですが、Pythonの文法の基本についての練習問題を用意しました。
回答例と解説つきです。
簡単にですが、正誤判定もついています。
現在は、学習を始めたてくらいの人向けの簡単な問題ばかりです。

こちらからどうぞ。
Python問題集


Pythonを学べる大学一覧

まだ全然集まっていませんが、Pythonをこれから学びたいという人のために、Pythonの授業や演習のある学校の一覧をつくり始めました。
興味のある方はごらんください。
pythonを学べる大学一覧2018


オススメのテキスト

Pythonの基本が、問題形式になった入門書です。

Python入門の本としては、欄外にある「みんなのPython」等も良い本ですが、
問題になっているというのはこれしかない気がします。

大学や専門学校でPythonを学習する場合、練習問題を問いたり、テストで問題形式で出題されたりすることがあるので、
そんな時に手元にあると勉強しやすいと思います。

また、実は内容はかなりオーソドックスなPython入門になっており、しっかり学習できます。


これらのコンテンツがお役に立てば幸いです。

 

比較する演算子| Python独学ならTech-Joho(6)

Python独学ならTech-Joho TOP > Python入門カリキュラム > 比較する演算子

Pythonで数値を比べてみよう

Pythonでは、2つの数値が等しいか、それとも大小に差があるのかを、比べることができます。

下の黒い欄で、実際にPythonコードを実行してみよう。

黒い欄の使い方はこちら

比較演算子

2つの数値を比べるには、比較演算子と言うものを使います。

その一覧がこちらです。

 比較演算子 数学記号
 <
 <=  ≦
 >  >
 >=  ≧
 !=  ≠
 ==  =

左の列がPythonで使う比較の演算子、右の列に書いてあるのは、その数学で言うところの意味です。

ある数値が他の数値より大きいか、小さいか、またはそれ以上か、それ以下か、という大小の比較には、>や=を使います。

また、等しいか、等しくないか、という比較には、!や=を使います。

使ってみる

例えば、下の黒い欄に7==1と入力してみて下さい。

7==1は7が1と等しいですか?という比較です。

7は、1とは等しくないので、Falseという値が表示されたはずです。

7==1の例

このように、比較してみて、その結果が正しくないと、Bool型のFalse(偽)が返ってきます。

もう一つ試してみましょう。7 >=  1と入力してみて下さい。

7>=1の例

7 >= 1は、7は1以上ですか?という比較です。そして、7は1以上の数値です。

このように、比較の結果が正しいときはBool型のTrue(真)が返ってきます。

Bool型や真偽値について忘れた人、分からない人はこちらで復習してください。

 

全部の例をそれぞれ使ってみた例です。皆さんも、下の黒い欄で試してみてください。このように、変数に代入した値を比較することもできます。

変数に代入した数値の比較の例

 

Python特有の比較演算

演算子

Pythonの比較演算では、同じ数値を複数の数値と比較するとき、同じ数値をたくさん書く必要がありません。

https://docs.python.org/ja/3/reference/expressions.html#comparisons

また a < b < c が数学で伝統的に用いられているのと同じ解釈になる

具体例を見たほうが分かりやすいと思います。

変数aが10未満で5より大きいことを確かめるのに、他のほとんどの言語と同じようにPythonでも、下のように書くことができます。

>>> 10 > a and a > 5 

Pythonでは、それだけでなく、このように書いても同じ意味なります。

>>> 10 > a > 5 

数学で一般的に書く不等式のように、aを共通にしてもよいということです。

文字列の比較

Pythonでは、数値同士だけでなく、文字列同士も比較できます。

黒い欄で下のコードを実行してください。

>>> 'a' < 'b'

Falseが返ってきました。
また、逆を実行するとTrueが返ってきます。
どうやら、abc順に比較結果が返ってくるようです。

'a' > 'b' in python

日本語や複数文字ではどうでしょうか?

黒い欄で下のコードを実行してください。

>>> 'あいうえお' > 'あいうえか'

逆も実行してみてください。
日本語でもあいうえお順に、また、複数文字の場合も考慮して比較してくれます。

あいうえお比較

正確には、文字列のUnicode コードポイントをみているようです。

参考

Pythonの文字列の比較演算子について
https://qiita.com/ninomiyt/items/bd3e1e441b6b79328de7

Python公式ドキュメント Comparison
https://docs.python.org/3/reference/expressions.html#comparisons

 

比較演算子については以上です。

次は、関数という便利な道具の使い方です。

 


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変数の型について | Python独学ならTech-Joho(5)

Python独学ならTech-Joho TOP > Python入門カリキュラム > 変数の型について

変数の型について

Pythonプログラミングで利用する変数の型とは何なのか、解説しています。

下の黒い欄にPythonコードを打ち込み、実際に実行しながら学んでみよう。

黒い欄の使い方はこちら

型とは

Pythonのデータには、種類があります。

1や100といった整数のデータと、、”abc”といった文字列のデータの種類が違うことは、なんとなく理解できるのではないでしょうか?

こうしたデータの種類のことをデータの型とか、データ型と言います。また、クラスという言い方もあります。これらの違いについては後々とりあげます。

型の例

よく利用する型の例を解説します。

例に書いてあるデータを、実際に下の黒い欄に打ち込んでみて下さい。

整数

小数点が含まれない数字です。int型といいます。イントと読みます。英語のInteger(整数という意味)の略です。

書くときは、数字をそのまま書きます。

>>> -1
-1
>>> 0
0
>>> 256
256

文字列

文字を表現するための型です。str型といいます。スター、ストリング、エステイーアール、などと読みます。英語のString(文字列という意味)の略です。

注意が必要なのは、数字も、””で囲んで入力すると文字列になるということです。
この場合、数字としての意味はなく、計算に使うことができません。

書くときは、引用符(’または”)で囲んで書きます。

>>> "Tokyo"
"Tokyo"
>>> "東京"
"東京"
>>> "123"
"123"
>>> "3.14145"
"3.14145"

小数

小数点を含む数字を表す型です。float型といいます。フロートとよみます。

この名前は、floating point number(日本語で浮動小数点数)の略で、小数を扱う仕組みから来ています。厳密には、小数を表す型はほかにもいろいろあります。これについてもあとあと解説します。

書くときは、小数点を付けて数字を書きます。

>>> -3.14
-3.14
>>> 0.005
0.005
>>> 1.0
1.0

真偽

正しいか間違っているかの2つの状態を表します。bool型といいます。ブールとよみます。

以下の2つの値しかありません。

>>> True
True
>>> False
False

リスト

複数のデータをひとまとめにして扱います。

書くときは、カンマ区切りに並べたデータを角括弧[ ]で囲みます。

>>> [1,2,3,4,5]
[1,2,3,4,5]
>>> ['Tokyo','Osaka','Takamatsu']
['Tokyo','Osaka','Takamatsu']

型は他にもいろいろあり、
実は、型を自分で作ることもできるのですが、詳しいことはまた別の記事で。
次に進んで下さい。

 

 


Pythonの変数名のつけ方|Python用語辞典

Python独学ならTech-Joho TOP > Python用語辞典 > Pythonの変数名のつけ方

Pythonの変数名はなんでもいい

タイトルの通り、Pythonの変数名はなんでも良いです。

画面の下の黒い欄にPythonのコードを入力してみて下さい。
いろいろな変数名

上の例では、x、suuji、num123という変数に数値を代入してみました。この変数名は適当に決めました。変数名は、あなたの自由に決めていいものです。

ただし、後々のことを考えると、その変数に代入した数字の意味を表すようなわかりやすい名前にしたほうが良いと思います。

意味のある変数名の例

上の例では、円周率の数値をenshuuritsuという変数に代入しました。また、18歳という年齢を表しているという想定で、ageという変数に数値を代入してみました。

変数名のルール

なお、変数名は自由に決められると言っても、いくつか基本的なルールは決まっています。

  • 使える文字は、「アルファベット」、「数字「、「_」だけ (python3からは実は日本語や記号等も使える)
  • 大文字と小文字は区別される
  • 先頭に数字は使えない
  • is, not, if, for など、Pythonの命令などで使われている特別な単語は使えない

下の例では、変数に1suuchiという名前をつけようとして、”SyntaxError invalid syntax”というエラーが表示されています。

変数名1suuchiはInvalid syntaxになる例

このように、ルールに違反する変数名はつけたくてもつけることができません。

おまけ 日本語の変数名

python3からは、文字列の扱いがUnicodeになった関係で、変数や関数の名前として、日本語や記号等も使えます。
python unicode variables name

参考
Python3 日本語の変数名&関数名
https://www.cmscom.jp/blog/k3mhim

 

 

変数に値を代入する方法 | Python独学ならTech-Joho(4)

Python独学ならTech-Joho TOP > Python入門カリキュラム > 変数に値を代入する方法

変数に値を代入する方法

Pythonのプログラミングの基本、変数への値の代入について解説します。

下の黒い欄にPythonコードを打ち込み、実際に実行しながらまなんでみよう。

黒い欄の使い方はこちら

代入

Pythonでは、数字や文字列を入力することができます。(下の黒い欄に入力してみて下さい)

また、このように計算をさせることもできます。下の例では、3.1415×2と3.1415×3を計算しています。

3.1415の掛け算

しかし、3.1415という小数は長いので、2回目の計算では最後の数字を打ち間違えてしまいました。
やり直して、3回目では成功しました。

上の計算のように、同じ数字を何度も利用するときは、データに名前をつけてとっておくと便利です。

これを、変数に代入するといいます。

代入のやり方は、=(イコール)を使います。

代入する変数をイコールの左に、代入する値をイコールの右に置くと代入できます。

xへの3.1415の代入

上の例では、変数xに数値3.1415を代入しています。

変数に代入したデータは、その後は変数名で呼び出し、他の計算などに利用することができます。

xに代入したあとで、xとだけ入力すると、上で代入した値が表示されます。

xへの代入の後、代入した値を表示

xに数値を足したり、かけたりもできます。(x + 3が変な数字になっていますが、これは計算の誤差です。コンピュータの計算には誤差がでることも多いです。)

変数に代入した文字列の掛け算

xに代入した数値の足し算、掛け算

変数の名前について

変数の名前に使える文字は、「アルファベット」、「数字「、「_」だけです。
大文字と小文字は区別されます。例えば、変数名tanukiとTanukiは別な変数になります。
また、変数名の先頭に数字は使えません。
また、is, not, if, for など、Pythonの命令などで使われている特別な単語は使えません。

Pythonの変数の名前の付け方については、こちらにもう少し詳しく書いたのできになる方はご覧ください。


変数への代入についても、練習問題を用意したので、チャレンジしてみましょう。

変数への代入の練習問題(1)


>> 次へ 第5回 変数の型について

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NameError: name ‘xxx’ is not defined | Python用語辞典

Python独学ならTech-Joho TOP > Python用語辞典 > NameError: name ‘xxx’ is not defined

Pythonのプログラムをつくっていて、”NameError: name ‘xxx’ is not defined”というエラーの意味や、このエラーが表示されたときのなおし方についてのページです。

エラーの全体は、このような内容になっているはずです。

Traceback (most recent call last):
module __main__ line 145
traceback.print_exc()
module <module> line 10
NameError: name ‘xxx’ is not defined

このうち、重要なのは一番最後の行です。

このxxxの部分は人によって違うと思いますので、実際のエラーにある内容に置き換えて考えて下さい。

エラーの意味

NameErrorは日本語にすると名前のエラー。

つまり、変数の名前に関するエラーです。

name ‘xxx’ is not definedの意味は、xxxという名前の変数が定義されていませんという意味です。

考えられる原因となおし方

1 変数名の書き間違い

恐らく、一番ありがちなのは、定義してある変数を間違った変数名で呼び出そうとしている場合です。

変数 xxを定義したのに、xxxに代入しようとしている、

変数pictureの綴りを間違えて、pictuleになっている等です。

2 変数がない

本当に定義されていない変数に値を代入しようとしている場合もあります。

コピペを駆使してプログラムを作っている時に、起こりがちです。

そのようなときは、エラーの下から2行目を見て、エラーが発生している箇所を突き止めましょう。

module <module> line 10

このような場合、line 10、つまり1行目でエラーが発生しています。

10行目より上で、変数(例のエラーの場合xxx)を定義しましょう。

 

Python = | Python用語辞典

Python独学ならTech-Joho TOP > Python用語辞典 > Python =

Pythonの”=”の意味

このページでは、Pythonでの”=”の意味について説明します。

“=”は、イコールと読みます。

 


=の意味

Pythonでは、”=”は、その右に書いた値を、左に書いた変数に代入するための文字です。

例えば、”x = 10″と書くと、”=”の右の10を”=”の左のxに代入します。

“=”は、正確には、代入演算子(だいにゅうえんざんし)とよびます。

 


代入とは

代入の意味は、変数を箱として考えるとわかやすいかもしれません。

xという箱(変数)に、10という整数の値を入れるのが、代入だと考えてみて下さい。

Pythonにおける代入のイメージ

 


“=”をためしてみる

下の黒い欄では、Pythonのプログラムを入力して実行することができます。実際に”=”を使ってみましょう。

 

まず、”x = 10″と入力して、エンターを押してください。

これで、変数xに10という数字(整数)が代入されました。

この状態で、”print(x)”と入力してエンターを押してください。

これは、xに設定されている値を表示して下さい、とPythonに命令しています。

すると、先程xに代入した10が表示されます。

xに10を代入する例

 

続けて、”x = 20″と入力して、エンターを押してください。

これで、変数xに20という数字(整数)が新たに代入されました。

この状態で、”print(x)”と入力してエンターを押してください。

これは、xに設定されている値を表示して下さい、とPythonに命令しています。

すると、最初に代入した10ではなく、次に代入した20が表示されます。

代入演算子による代入の例


==と=の違い

数学や算数では、”=”は左辺と右辺が等しい、同じ値であることを表す記号、等号(とうごう)です。

そのため、Pythonでも、”=”を左右が等しい、という意味と勘違いしてしまう人がいます。

しかし、Pythonでは、”=”はその左右の値が等しいという意味ではありません。

 

Pythonでは、イコールを2つ横に並べる”==”がでてきます。

“==”と”=”は、によく似ていますが違う意味です。

“==”は、Pythonで、左右の値が等しいかどうかを調べ、等しければ”True”を、等しくなければ”False”を返す比較演算子です。

詳しくは、”==”の記事をご覧ください。


 

簡単な計算をしてみよう | Python独学ならTech-Joho(3)

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簡単な計算をしてみよう

Pythonをつかって、電卓のような簡単な計算をしてみましょう。

下の黒い欄に、”1 + 2″と入力しエンターキーを押して下さい。


3が表示されましたか?

このように、数式を入力するだけですぐに計算をしてくれます。

“4 + 5″、”3 – 1″等、いろんな数字の計算を試してみて下さい。

ちなみに、”-“で引き算、”/”で割り算、”*”で掛け算ができます。


Pythonで使用できる計算の記号を演算子といいます。下の表は、主な演算子の一覧です。

参考
Python3 reference operators

演算子計算内容
+足し算
引き算
*掛け算
/割り算
%割り算の余り
// 割り算の余り以外の答え( 整数の商 )

少数の計算も試してみて下さい。
“3.14 * 2″を入力してエンターキーを押して下さい。

ちゃんと2倍になり、6.28が表示されましたか?

次に、”2.0 * 2″を計算してみましょう。
4ではなく、4.0と表示されましたか?

Pythonでは、整数と小数は区別されています。

小数の計算は小数になります。


今度は、文字列を入れてみましょう。

適当に文字列を入力して、エンターキーを押して下さい。

下のようなエラーが表示されたはずです。

文字列のエラーの例

文字列を入力するには、シングルクォーテーション(‘)かダブルクォーテーション(“)で、入力したい文字列を囲む必要があります。

こんな感じです。

クォーテーションマークでくくった文字列入力の例

試してみて下さい。


Pythonを使う感覚がつかめたでしょうか?

練習問題をこちらに用意したので、試してみて下さい。
簡単な計算の練習問題1

次に進みましょう。

第4回 変数に値を代入する方法